三菱エンジンの回転計交換

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三菱エンジンの回転計交換

お客様からのお電話で「エンジンの回転計が動かない」とのことで、現地確認。エンジンは三菱S6R-MPTA。回転計の仕組み全体(センサー、配線、アンプ部分、表示器など)を一通り調査し、回転計を取り外します。

回転計の方式には、エンジンの回転を、ケーブルで直に表示器内部に伝える機械式と、回転をセンサーで電気信号に変えて伝える電気式の、大きく二通りがありますが、今回のは電気式です。通電テストで全く動かないので内部の断線や腐食などが原因のようです。

回転計をメーカーに注文。送料が少々かかりますが、エア便なら沖縄でも早ければ翌日には届きます。ちなみに、左の古い回転計の単位はrpm。右の新しい回転計の単位は、改定された国際規格のmin-1になっています。どちらも1分間当たりの回転数のことです。

新しい回転計を計器盤に取付け、配線を点検しながら元通りに再接続します。電気周りには短絡や断線などの不具合はなさそうです。エンジンを起動して回転計が動くことを確認します。回転数は1500min-1の、ちょっと下あたりです。

手元の回転計測器を使ってエンジンの回転部分を直接計測すると、1分間に1482回転のスピードで回っていますので、回転計はほぼ正確な値を示していることが確認できました。後片付けをして復旧完了です。

ありがとうございました。

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